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「教えてくれたらやるのに」に気をつけよう


「教えてくれたらやります」と言い放ったその昔、ああ、怖いものしらずだったなとしょっぱい思いです。今は「教えてくれたらやるんですけどね~」と言われて苦い思いをしています。そういえば甘酸っぱいってどんな味だか忘れかけてます。

If I were a bird, I could fly to you. 「もし私が鳥なら、あなたのところに飛んで行けるのに。」
英語の文法解説で見かける文です。スペイン語でも同じような言い回しをします。 現在から遠い時制の動詞を使うことで、事実ではないことを示します。

「教えてくれたらやるのに」を分解してみましょう。
「あなたが示した事柄に私は興味をもったようなので、  私はこの事柄についての知識はないが、  あなたが親切心をもってていねいに教えてくれたら  私はそれをできるようになるかもしれないので  そのときがきたらやることにやぶさかではない」
こうなります。仮定法のオンパレードですね。

ざっくり言うと、本当に興味をもってやりたいのなら、自らとりかかればいいということで、 それができない人が、教えてもらって理解できるのかというと そんな簡単なことではない、と思うわけです。
つい言ってしまいそうだと心当たりがあるなら 言う前に、ちょっとでもそのことを調べてみて ホントに教えてもらってできるものなのか、自分でジャッジしてからでもおそくありません。 そのほうがどこがどのようにわからないのか、が明らかになって好都合です。 あと、「教えるのはコストがかかる」ということを忘れないようにしたいものです。 教育はとても大事だから、税金で賄われていて、それ以上は学びたい人が コストをかけて身につけるものです。

いろいろあって、今は「教えてくれた云々」「マニュアルくれれば云々」を言われるほうになりました。 内心「教えてもやらないよね・・・」と思いつつ、実際に教えてもサヨナラする人ばかりですが、 マニュアルだけは用意しました。 ただ、「自分ができることはしたんだからね」という言い逃れ的な自分の態度に 納得できないけど為す術ないままです。
たぶん、なんらかのコストを課したほうがいいのかなと思います。損害保険の免責金額(自己負担金)のようなものを思い浮かべているのですが、まー難しいですね。

私はなにかと人に教える機会はあって、「わかりやすい」と喜ばれるのですが、
実は私は教えるのはすきではないのであって 時間があれば、ひとりで勉強していたい が本当のところです。

で、教えてもらうより、これどうしてこうなるんだろう?を自力で解決する過程が楽しいので、そのあたりをいずれ書くつもりです。

教えるのも好きじゃないんですが、教わるのも好きじゃなくて、改めて自分の意固地さが露わになりました。なにしてんだか。



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